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野中敏博 旅行ブログ

東京で税理士をしている野中敏博と言います。元々はシステムエンジニアだった知識・経験と、開業後に始めたマーケティングを活用して、 毎日経営者の方々と一緒になってこの不況を乗り切ろうと頑張っています。 趣味は旅行で、海外40か国を訪ねています。

中国・山西省の世界遺産他(その07 世界遺産・雲崗石窟 1700年の歴史を感じる石仏群)

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中国・山西省の世界遺産他(その07 世界遺産・雲崗石窟 1700年の歴史を感じる石仏群)

ブログ用 目次

五台山から懸空寺へ行き、さらに北へと進んで、大同市に到着しました。

大同市は山西省では太源市に次ぐ都市で、人口は約285万人です。

大同市は開発のために城壁を撤去したのですが、世界遺産として指定された平遥古城の影響を受けたのか、現在城壁を建築中です。

市内に近づくと、真新しい城壁が見えてきます。

この新しい城壁で観光客が呼べるかどうか判りませんが、中国も開発だけでなく、以前の文化の素晴らしさを振り返る時期になったのでしょうか。


まず、大同市にある明の時代に建築された九龍壁を訪れました。




この九龍壁は、高さ8m、厚さ2.02m、全長45.5mという大きさです。

この大きさは北京の紫禁城にある九龍壁の3倍との事ですが、紫禁城の龍は皇帝なので指が5本ありますが、大同市の龍は皇帝でないので指は4本です。

大きさで勝っていても、細部では差が付いているのですね。


次は、いよいよ雲崗石窟です。

雲崗石窟は、大同市の西方20キロにあり、行く途中に多くの石炭を積んだトラックとすれ違います。

草原と農家、そして石炭関係の小さな工場が点在する道路を行くと、突然大きなショッピングセンターの様な大きな建物が見えてきて、バスが止まりました。

「雲崗石窟に行く前に、買い物に立ち寄ったのかな。」と思っていたら、このショッピングセンターの様な建物が雲崗石窟の案内所、というかインフォメーションセンターです。

内部は真新しく、空調完備でエスカレーターがあり、トイレもきれいです。

同じバスの同行者に昨年後半に雲崗石窟を訪れた人がいたのですが、その人が言うには「その時は、工事はしていたが、こんな大きな建物は無かった。」との事です。

さすが中国、変化の激しい国です。


このセンターから歩いて雲崗石窟を目指すのですが、途中にあるのが真新しい建物、シルクロード(?)ぽい柱群、そして大きな池が有ります。









また、池には観光客用の小船も出ています。









1700年前の雰囲気を感じようにも感じる事が出来ない新しさで、満杯です。



20分くらい歩くと、やっと雲崗石窟の石仏群がある地域にたどり着きました。

ちなみに、昨年はここまで車で来れたそうです。




観光客にとって雲崗石窟の良い点は、外からの撮影が可能で、有名な石仏の石窟に入る際も特別料金を取られない事です。

この点は、確かに便利だと感じました。

もう一ついい事は、有名な石仏の多くが入口の近くにある事です。

疲れた体には、助かりました。




下記の写真は第03窟で、雲崗最大の石窟であり、柔らかい美しさのある石仏です。

*お勧め写真です*




下記の写真は第12窟の北魏歌舞で、楽器を演奏する伎楽天が描かれています。





*色彩が鮮やかな事が、判ります。




下記の写真は、第19窟です。




下記の写真は第20窟の露天大仏で、写真で見る事も多い大仏です。



*お勧め写真です*






帰りも歩くのかなと思っていると電気自動車が見つかり、みんなで乗って帰りました。

(助かった…)





出口には土産物店があるのですが、これもきれいな建物の中に全部入っています。

「昨年後半には、こんなきれいな建物は無かった。」との事でしたので、本当に中国の移り変わりの激しさを感じました。

(2011年09月)

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