ブログ用目次2012年08月に、地中海のヘソとも呼ばれるマルタ共和国と、イタリアのシチリア・ナポリ・ローマに行ってきました。
今回は、ナポリ湾に面した歌で有名なサンタルチアをご紹介します。
なお、写真をクリックしますと大きな写真で景色等を楽しむ事が出来ますので、是非クリックして下さい。
1.5つの円筒形の塔を持つヌオーヴォ城
ナポリ湾に面した王宮や卵城がある地域を、サンタルチア地区と呼びます。
サンタルチアと言えばナポリ民謡で有名ですが、ナポリ湾を隔ててヴェスーヴィオ火山を望む風光明美な地域としても知られています。
ナポリ中央駅からバスに乗って訪れると、まず見えてくるのがヌォーヴォ城です。
この城の特徴である円筒形の塔が、よく見えます。
この城は、後で紹介する卵城とナポリ中央駅の近くにあるカプアーノ城の距離が遠いからと13世紀に建てられたのですが、それほど遠くないのにこの様に城を建てるのはやはり財力があるからでしょうね。
円筒形の塔に近づくと、やはり大きいです。
城壁に沿って歩いていくと、次の塔が見えてきました。
城の正面に向かっていくと、城壁の下部がよく見えてきましたが、こう見るとやはり高いですね。
城の入り口周辺はやはり空堀になっており、中世の戦争の時代を思い起こします。
城の中は美術館になっているのですが、改修中でしょうか。
門を出てしばらく歩いて振り返ると、やはりおおきな城ですね。
丘の上には、要塞として建てられた6つの頂点を持つ星型のサンテルモ城も見えます。
2.100年以上の歴史を持つガラスのアーケードのガッレリアと王宮しばらく歩くと、イタリア三大歌劇場の一つであるサン・カルロ劇場が見えてきました。
大きいし、立派ですね。
更に歩くと、1887年に建てられた58mの高さを持つガッレリアが見えてきました。
中に入ると、天井が高いですね。
天井のデザインも、きれいです。
ガッレリアから海に向けて歩くと、プレビシート広場が見えてきました。
ローマのパンテオンに似た大聖堂のある広場では、人々もゆっくり休んでいます。
やがて、17世紀に建てられた王宮が見えてきました。
王宮と言っても、当時の王は海からの攻撃を恐れて、前回ご紹介したカゼルタ宮殿に移り、王宮としては使われなかったとの事です。
3.海岸沿いを目指して歩く王宮から海を目指して、歩き続けました。
最初に見えてきたのは、マルタ島でもみたパンケーキ型の豪華客船です。
この客船も、木々より高くて、本当に小山の様ですね。
更に歩くと、ナポリ湾の向こうにヴェスーヴィオ火山が見えてきました。
世界最古のコマーシャルソングとも呼ばれた「フニクニフニクラ」を、思い出しました。
さらに海岸沿いを歩いて降りると、サンタルチア通りに辿り着きました。
景色のいいこの通りで、恋人たちがデートを楽しんでいます。
向こうに、目指す卵城が見えます。
4.海に突き出た卵城
サンタルチア通りを歩いて、卵城がすぐそばに見えてきました。
卵城と言っても、形が卵型と言う訳ではありません。
ローマ時代には別荘でしたが、11世紀にノルマン人が要塞として拡大しました。
この建築の際に、基礎の中に卵を埋め込み「卵が割れる時、城だけでなく、ナポリまで滅びるだろう」と呪文を掛けたのが名前の由来と言われています。
卵城の正面に、来ました。
城壁と比べると、やはり城の入り口は小さいですね。
城の入り口近くでは、子供達が海水浴を楽しんでいました。
見ているこちらも、楽しいですね。
城の中に入り、階段を上っていきます。
やがて、卵城の屋上が見えてきました。
ナポリ湾の西側が見えてきました。
先程の、城への入り口も見えてきました。
同じように、歩いてきたサンタルチア通りも見えます。
そして、ナポリ湾の向こうに、ヴェスーヴィオ火山が見えます。
さっき見たよりも、大きく見えますね!
(2012年08月)
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